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本「日本を変えた10大ゲーム機」

2009年01月28日 11:03

日本を変えた10大ゲーム機 (ソフトバンク新書 87)日本を変えた10大ゲーム機 (ソフトバンク新書 87)
(2008/09/17)
多根 清史

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なんとなく、ここ最近新書を読んでいるので引き続き書こう。
漫画については読んでるけど既読の続きが多いので、取り上げるものが全然無い。
実はもう1ヶ月近く前にこの本は読んでいたんだが、まあ、いいだろう。

インベーダー、ファミコン、スーファミ、ゲームボーイ、プレステ、プレステ2、Xbox、
DS、Wii、PS3という10個のゲームハードをテーマに、そのハードの成功した理由や
当時のライバルの動きなど、ゲーム機の変遷を解説した本。
ゲームのソフトにはあまり触れず、メーカーの策略等の業界裏話の要素も強い。
独自の理論というよりは事実の記載が多く、内容は信頼できるものが多いように感じた。

自分は、例えば○○というタイトルのジャンルは何で、どういうゲームだとか、
そういうゲームそのものについては、ある程度の知識はあるが、
ゲーム業界についての知識はあまりなく、非常に楽しめる一冊だった。
(逆に知ってる人にはつまらないタイプの本だろう)

個人的に面白いかったところは任天堂の素晴らしいセンスと、初代PSの話。特に後者は面白い。
任天堂の全盛だった時代にソニーが参戦し、各メーカーにPSでゲームを
作ってくれるよう懇願し、開発機材を超がつくほどの安価で提供し、新米プログラマーの育成をし、
完全に2Dだった当時に、3Dゲームを作成させるインフラ作りを徹底していた。
PS2以降そういった行為を全くしなかったソニーは、結局王座を奪われてしまった。
「プレステ3はなぜ失敗したのか?」という本を書いている人だけに、
PS3の項目はページ数が少ない割りに面白く、内容も濃いのだが、あえて割愛。

また、各時代に対抗馬として名乗りを上げたセガの話も要所要所で登場するが、
ことごとく失敗していくセガの策略には涙無しでは語れない。
メガドライブは他メーカーが参戦せず、サターンはFFが出たあたりから差がつき始め、
さらにハードの生産コストが高いため、値下げ勝負でPSには決定的な大敗をした。
ドリキャスはその教訓を生かすも初回生産が大失敗し、DVDが見れないうえに、
サターンのゲームは遊べない、最終的に大川会長が500億の私財を投じるも撤退に至った。
セガ信者というのは特にコアなファンが多いイメージが強いが、確かにセガのハードは凄いのだ。
しかし、その路線についてこれるのはごくごく少数だった。
運も無かったセガは本当に哀れだ。

すっかりセガの話が長くなってしまったが、我々が普段当然のように思っている
ゲーム機器の変遷の成功理由・失敗理由がしっかりと書かれ、非常に参考になる一冊。
グラフ等のデータは少なく、数字の説得力が少ない感も否めないが、
資料としても価値のある一冊だろう。
普段かなりゲームをやっているという人であればきっと楽しめると思う。


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