スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

本「任天堂 “驚き”を生む方程式」

2009年07月13日 11:35

任天堂 “驚き”を生む方程式任天堂 “驚き”を生む方程式
(2009/05/12)
井上 理

商品詳細を見る

この本はドキュメンタリーだ。
この手の本には珍しい形式で、会社として、人間として、思想として、
どうやって任天堂が歩んできたかというのを誕生から現在まで書き綴っている。

具体的に言うと、任天堂の創業から現在に至るまでの経緯…任天堂は元々花札と思われているが、
今に至るまでの間に、食品やタクシーなどといった、まるで信じられないような業種にも手を出していた
といったようなバックストーリーや、そもそも任天堂はカルタ屋として創業されたが、
カルタの歴史はどうなんだとか、企業としての歴史一つ取っても非常に幅広い視野で解説されている。

また、現社長岩田、マリオの産みの親である世界の宮本、任天堂の思想を作り上げた
偉大な故人横井、そしてゲーム会社として1代で今の地位を作り上げた前社長山内。
こういった1人1人の主要人物についても、生まれから今に至るまでの経歴、
代表作を生み出した際のエピソードなど、他の本では見られないような情報が多数見受けられる。
また、国内、世界での売上などの数値情報、任天堂創業以来の売上高、利益高などの
データも記載があり、数字の説得力も感じさせてくれる。

"DSは何故成功した?→大人等のゲームをやらない人にウケたからだ!"で終始するような糞本
過去に読んできましたが、任天堂関連書籍としては非常に突っ込んだところまで書かれています。
同作者は過去にゲーム関連の本に携わってきたわけでもないようで、
また、出版元も日経関連の書籍ということで、どうなんだろうと思って読み始めましたが
巻末の参考文献を読むと新聞、雑誌、書籍、ウェブなど、国内外で何十もの資料を元に
勉強もした後が見られ、何年も何回もインタビューを続けてきた事も良く分かる内容です。
現時点ではかなり新しい情報も多く、メイドイン俺の話なんかも出てきたりと情報の鮮度も十分。

ゲーム関連の下手な新書を三冊読むなら、間違いなくお勧め出来る一冊。
ゲーム業界マニアじゃなくても、プロジェクトXなんかが好きな人ならきっと楽しめます。
なかなかいい本でした、オススメ。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://ganon999.blog80.fc2.com/tb.php/378-cb197a41
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。