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180時間をかけた壮大な伏線

2009年10月04日 12:49

ネタバレを超多大に含む劇場版テイルズオブヴェスペリア

現代の人間が電気やガソリンを動力に使うように"エアル"を動力として
機械である"魔導器(ブラスティア)"を動かし、生活している世界。
そこには新米騎士で幼なじみである主人公ユーリと、殉職した騎士団の父を持つフレンがいた。
彼らの警備する町周辺の森から、魔物が大量発生するという問題が起き、その解決に立ち上がる。
というのが大まかなあらすじなんだけど、どうでもいいので本作の見所を紹介。

■全く盛り上がらない!素晴らしい戦闘シーン!
戦闘シーンは何度かあるが、本作の戦闘シーンは劇場版作品とは思えないほどつまらない。
ゲーム原作ながら、原作に出てくるような必殺技は出てこず、ただ剣を振り回すだけ。
カメラワークも妙に引いた視点のものが多く、戦闘の迫力も全くない。
斬りかかるシーンにドアップになって…斬!!!みたいなありがちな演出なんて無い。
余談ではあるが作画が崩壊しているシーンもある。

■先が読める!親切丁寧なストーリー!
本作の伏線は非常に丁寧で、全ての伏線が見た瞬間に分かり、大抵5分以内に伏線回収される。
いかにもわかりやすいモブキャラが「このあたりは魔物が出るぞ!気をつけろ!」とかいったら
1分経たないうちに魔物が出てきて別のモブキャラがあっというまに襲われて死んだりする。

作中で「命令違反をしてても町を守ろうとし、そして死んだフレンの父親(隊長)」というのが
何度も話題に出てきて、案の定命令違反をしてでも町を守るために出陣するシーンになる。
町の人に応援される隊長や、仲間の安否を気遣う隊長の姿。
「これは隊長死亡フラグ過ぎるだろ」と思うまでは良いのだが、
隊長は問題が概ね解決したらいきなり床が割れて落ちて死んだ。
俺「ええええええええええええええええ!?」

気絶した隊員が起きる。
隊員「あれ・・・隊長がいない・・・隊長は!?」
主人公「隊長・・・最期までかっこよかったぜ・・・!」
隊員「た・・・・たいちょおおお・・・・・・!(号泣」

会場には泣いている人もいた。
俺は笑いそうで仕方がなかった。

■ファン号泣!サブキャラクター達の登場シーン!!
本作では主人公ユーリと、騎士団として一緒に行動する幼なじみフレンの2人がメインとなる。
それでは、人気のサブキャラクター達の登場シーンはどうだったのでしょうか!

エステル→ヒロインなのに、発言は二言程度。登場2分無いくらい。
リタ→ヒロインより登場は多い!5分くらい登場!
レイヴン→たまに出てきては独り言を言う。本編には関わり無し。なんのために出てきたのか。
カロル→登場せず
ジュディス→登場せず
パティ→登場せず

ヒロインとは一体なんだったのか。
ポスターの絵は嘘はついてないけど詐欺と言われて良いレベル。

■主人公の相変わらずのスーパームーブ
町を魔物に襲われてピンチなので、騎士団本部に援軍を要請するも「式典で忙しいし^^」
とか言われて拒否されてしまった。その報告を聞き激怒する主人公。
主人公「ふざけんなよ!!人が死んでるんだぞ!!!」

数十分後。黒幕は実は騎士団の人でした。
今の魔導器は不安定で危ないから、よりよくするための研究に暴走させていたとかなんとか。
犠牲者は出ちゃったけど仕方がないよね!という感じだったのですが、
説明を一通りしたら説得とか法的な処置とかは一切考えず、首めがけて斬りかかるユーリとフレン。
そして有無を言わさず殺すユーリ。
ユーリ「終わったぜ・・・隊長・・・・!」

俺「あれ・・・人死んでるとか言って激怒してたのに・・・殺すの・・・?」
ちなみに原作でも主人公らは、悪人は問答無用で殺してしまい、
味方が世界を滅ぼすクラスの悪いことをしても、一発殴って「もうやるなよ!」で済ませてました。

黒幕とはいえ、騎士団のお偉いさんを殺してしまったユーリ。
彼はどうやって難を逃れるのでしょうか!
フレン「安心しろ、黒幕の事は事故死ってことにしておいた」

キャッチフレーズ「正義とは・・・?」
見終えたが。俺が聞きたい。

■圧巻!!訓練された視聴者達!!
複数名にヴェスペリアの客層が気になるんだよね!と事前に話をしていたが、
概ね友人達から帰ってくるのは「どうせポケモンと同じような年齢層だよ」くらいの事だった。
本当に小学生ばかりだったらどうしよう・・・と思い行ってみると、会場は概ね同年代だった。
男女比は概ね1:1程度。腐女子人気は流石といえよう。

グッズの販売コーナーでは売り場から数えて3階まで列が出来ている。
パンフレットは2500円と、大変リーズナブルなお買い得価格。
薄い解説書なのに映画料金より高いということに、誰か疑問を感じないのか。

放映前に会場が薄暗くなり、予告編が始まる。ここで不思議な現象が起きる。
予告編が始まったのに会場がうるさいのだ。
な・・・なんという放映直前・・・・!!

放映開始。フレンやユーリが殴られたり、変な事をするだけで笑いが起きる。
犬のラピードが吠えるだけで笑いが起きる。別に面白いシーンでもなんでもないのに。
20世紀少年のともだち!ともだち!みたいなシーンに遭遇してしまったかのような違和感。
そして東方動画で疑問だった『キャラが出てくるだけでwwwwのリアクション』という謎が解決した。
あいつらはキャラが出てくるだけで笑っているのだ。リアルでも。すごい。訓練されてる。

見所では毎回泣いてるやつがいる。
先述の通り俺は笑いそうになるくらいチープな演出だったのだが、感性と宗教の違いだろう。
そしてスタッフロールへ・・・そして異変が起きる。
スタッフロールで速攻うるさくなる会場。
な・・・なんという放映終了間際・・・・!!!

凄まじいまでの客層の民度。
予告編でもまだ騒がしく、スタッフロールもうるさいという映画鑑賞は初めてです。
熱心な映画ファンならガンギレして良い。
俺はヴェスペリアじゃなかったらガンギレでしたが、ヴェスペリアだったのでとても喜びました。

■そして伝説へ・・・!
このゲーム最後の見所は客層の悪さの再確認と、そして何よりもエンディングだ。
感動のスタッフロールはなんと家庭用OPのまるまんまの使い回しだった。
作中では出ない、カロルやジュディスを初めとするキャラもバンバン登場する。
ゲーム未経験者なら「え・・・今の映画に一切出てこなかったけど・・・誰・・・?」と思わざるを得ない。
OPの使い回しなので、メインテーマもフルコーラスではなくショートバージョンだ。
画質も荒く、完全版のPS3版OPではなく、360版OPの使い回しなのがまた嬉しい。

■総括として
個人的には大変満足のいく内容だったと思います。
泣いているファンもいましたし、mixi等で個人ブログを見たら「個人的には90点」とか
書いている人もいましたし、ファンも満足、俺も満足、まさにみんな得する最高の映画でしょう。
2ちゃんの劇場版スレはお通夜になってる気がしますが、気のせいでしょう。

感想の大半が「○○かっこいい!」とか「××かわいい!」とかだったのですが、
満足したみたいだし良いんでしょう。死んで欲しいですね。

生まれて初めて座席予約までして見た映画でしたが、これはよかった。
ヴェスペリアじゃなかったら20円くらいの価値はあります。おすすめ。


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